続・とにかく調べろ!!

  調べることの楽しみを伝えた前編「とにかく調べろ!!」からウンヶ月?・・・その後の我が家の調べモノ状況をお伝えしたいと思います。

  不登校気味の長男に、少しでも世間とのつながりを持って欲しいと思い、パソコンを使うように勧めました。何か疑問の点があると「一緒に調べようか」と誘ったり・・・初めはこちらが教えてやろうという構えだったので、反発していたのですが、きっかけだけ作ってほうっておいたらいつの間にか自分で調べるようになっていました。攻略本とか、あのゲームの続編が何月何日発売だとか、今はまっている熱帯魚の飼育法とか、「とにかく調べろ」で、気がつけば私よりも長時間パソコンの前にすわるようになっています。

 「こんなもの見つけた」と見せてくれるのはうれしいんだけど、だいたいが「お買い得と思わん?ねぇ?」というおねだりになるのが悩みといえば悩みかな。それとハハのパソコンをいつまでも占領するなヨーー<(`^´)>

 まあこれもわが子の『お砂場デビュー』ならぬ『ネットデビュー』ということで、新しい世界を広げたという意味では喜ぶべきことなのでしょう。しかしお砂場デビューなら「隣の子に砂をかけてはいけません」くらいのルールでわかりやすいんだけど、ネットデビューとなるとオークションの仕組み、ウィルスのこと、ネットでのお買い物の利点と欠点、などなど気をつけなければならないことがたくさんあります。

 特に、インターネット上にはたくさんの情報があるけれど、それが全部信頼できるものとは限らないよ、ということ。これはことあることに伝えていこうと思ってます。いえいえ、人を疑えと教えるわけではないのです。人を見る目を養う、と同じように情報を見る目を養えということなのです。

 ネットの向こうには人がいる。「いつ、誰が、どういう立場でその発言をしているのか」。これを常に把握しながら情報を見ていくことが大切だと思うのです。

 例えば今ここで私が「明日、日本は沈没します」と書いたとします(小松左京さんごめんなさい)。誰も本気にはしないでしょう。でもこの一文が政府の公式サイトにあったらどうでしょう? 某新興宗教団体のホームページだったらどうです? 同じ情報でもぜんぜん意味合いは変わってきます。中には手の込んだイタズラもあるかもしれません。公式発表でなくても、個人的な研究の成果を世のため人のために発表しているのかもしれません。善意ではあるんだけれど、いいかげんな情報や賞味期限切れの情報というのも、実際に見かけることがあります。

インターネットをうまく使うためには、それを見抜く力が必要なんじゃないかな? 中には残念なことに悪意の人々がいて、すべて見抜くことは難しい。失敗もあるでしょう。それでも情報を求めてインターネットの海へ漕ぎ出す人にとって、発信元を確認することはとても大事なことだと思うのです。

 ネットの向こうはどんな人? これを想像するのが、また楽しいんだよね〜。これは大人だけの愉しみ。ま、キミタチも大人になったらわかるようになるサ。

2004/05/07