確か15か16の夏だったと思います。初めてパソコンに触ったのは。弟が親にねだって買ってもらったものだったのですが、じきに飽きて放り出したものを私が譲りうけたのです。
 そのとき私は思いました。これで音楽が作れないか?音楽を作るっていっても、作曲のためのツールとして使おうとかじゃなくて、モーツァルトならモーツァルトの音の並べ方を解析して、それを応用して作曲させてみたい、と。今考えるとちょっと人工知能っぽくて、よくそんなことを考えたモンだと思います。女子高生としては、かなり浮いてました。

 その後、大学にいってから先輩からお古のシャープのMZ−80という一体型のパソコンをもらって、BASICで住所録とかデータベースっぽいものを作ってました。コタツでパソコンに向かって、疲れるとコタツで寝て、起きるとまたそのままパソコンに向かってみたいな日々を送り、すっかり視力も落ち周りのものがピンク色に見えたりして・・・女子大生としても、浮いてました。

パソコンで音楽を、の思いは持っていたのだけれど、当時のマシンやソフトの性能からいって、まだまだ実用に耐えるものはなかったので、音楽の方はエレクトーンとシンセサイザー、あとは借り物のMTR、リズムボックス、シーケンサーで作ってました。
 1983年、ちょうどMIDI対応の楽器が世に出始めたころで、これからおもしろくなるゾという期待は満ちあふれていた時代。電子楽器の見本市を見に行ったとき、デモで、キーボードを弾くと、MSXパソコンが音符を拾って楽譜に書いてくれるというものを見ました。オオッ!!と思ったけれど、単音をゆっくりと拾うくらいで、まだまだ「自分で書いた方が速い」レベルでした。

 その後富士通のFM−7(これもお古)でさらにBASICにはまり、COBOLの勉強をしたりして、そのうち仕事でパソコンを使うようになり・・・云々で後編へ続きますm(_ _)m。

2003/7/6