所詮、人の作ったモノ・・・

最近パソコンは賢くなって、なんでも「人を見分ける」らしいのです。ほら、犬は犬好きな人に吠えつかないとか、池の鯉がいつも餌をくれる人を見分ける、とかいうアレです。

パソコンを始めたばかりのAさんがいます。数日来、パソコンがインターネットにつながらなくなってしまいました。Aさんは同僚でパソコンにくわしいBさんに見てほしいと頼みました。二つ返事でひきうけたBさんの目の前でAさんがパソコンを操作します。「ほら、こんな風になって・・・あれれ?!」 さっきまでつながらなかったはずのパソコン君は、何のためらいもなく、インターネットに接続してしまいました。

そこで、Aさんいわく、「Bさんが来てくれると機嫌が直るのよねー」 

・・・?・・・?・・・?・・・

こんな場面が実際、けっこうあるのです。前は「Aさんが同じ操作をしているつもりで、違うことをしているのでは」と思ったり、「もしかしてBさんの超能力?」と思ったりもしましたが、今はこんな場面でこう言うことにしています。

「パソコンは、人を見るんですよ(^_-)」

 さて「人を見る」というのはWindowsの、どの部分が受け持っている機能なのでしょう? マックでも数例見たことがあるのでMAC OS 9.X以上には備わっているようです。しかし、どんな専門書を見てもそんなことは書いてありません。 どちらかというと「たまたま、その時に直った」っていうのが合理的な説明かもしれない。

 しかし、自然に直ってしまうなんてことは、古き佳き時代のパソコンでは、ありえなかったことです。ダメならダメで、こちらが原因を見つけて手を施してやらなければ永遠にダメなままでした。今どきのパソコンはエラーを自分で見つけて、黙って自分で修復する。すぐにできなくても再起動・再々起動したときに。又は一定の時間を置いてとか・・・。一秒間に10億回の命令を処理できるパソコンが3分もかけてWindows を立ち上げるときに、いったい何をしてるんだと思います? お化粧したり今日着ていく服を決めたりしてるんじゃないよね。そのうちの何分の一かは、そのようなチェックと修復作業に費やされているのではないかと踏んでいます。

 で、人を見るってのは、たまたまその修復が効いてうまくいったところに居合わせたに過ぎないというケース。でも、そんな堅いことをいうよりも、その場の笑いをとりたい軽いヤツなので・・・

  しょせん人の作ったモノ。人を見切るなんて、10年早〜いッッ!!