パソコンができるようになりたい。そんな声をよく聞きます。

 教室に習いに行ったけれど、どうもできるようにならなかった。そんな声もよく聞きます。

 巷ではIT講習が盛んに行われているんだけど、そこで習ってきても、実際の場面で役に立たないというケースがけっこうあるようです。内容はそれなりに充実しているみたいだけれど、講師が前に立って、10〜20人の生徒がその説明を聞きながら指示に従って操作していく、「一斉講習」のかたちって、その場ではわかったと思っても、本当の力にはなりにくいのです。極端な言い方をすれば、一斉講習で身につくくらいの人なら、講習に行かなくても自力でそこまでたどりつけるんじゃないかな。
  
 人によってレベルとかパソコンとの相性とかはさまざまで、それを同じ説明で同じ進み方でやっていくこと自体に無理がある。それとパソコンは「知識」では動かなくて、やはり経験とか慣れとかが必要な世界。例えば自動車の運転を一斉講習で習って、身につくものだろうか? ピアノの弾き方はどうだろう? 手取り足取り、ある程度付きっ切りで教えてもらわないとムリでしょう? 

・・・というわけで、「パソコン習いに行こうかと思って・・・」っていう人に、私は辛口のコメントをしてしまいます。習いに行ってもなかなか身につきませんよ。それより自分で苦労した方がいい。なんてね。

 ここまで書いて思い出しました。そういえば今を去ること4年前、某専門学校のアイディア募集に出すために書いた作品で、パソコン講習の新しい形を提案したことがあったんだ。やっぱり個人指導が一番なんだけど、コストが高いとか、出かけられないとかの制限がある人でもそれに近いかたちで講習が受けられたら・・・というところから発想したものです。自宅でインターネット経由で講習を受けるんだけど、「売り」は生徒のパソコンを講師側から遠隔操作できること。もうそろそろ実現できる時期が来ているんじゃないかな? 誰かやってくれないかしら?

 

                               2003/7/26